重ね打ちによる合成の続き

JIS X 0213 本体 8. より引用。それでもやっぱり重ね打ちで丸付き数字とかをつくれない、大きな丸「◯」の件。

8. 合成文字の取扱い この規格で規定する符号化文字集合中のすべても図形文字は、別に規定するものを除き、現在位置の前進を伴う文字とする。JIS X 0211 の BACKSPACE(後退)又は CARRIAGE RETURN(復帰)を使用することによって、2 文字以上の図形文字を同じ文字位置に重ねて表示することができるが、こうした文字合成を用いてはならない。文字合成を実装する場合は、ダイアクリティカルマーク(合成可能)は、現在位置の前進を伴わない文字として用いてもよい。
備考 1 面 2 区 94 点の LARGE CIRCLE(大きな丸)“◯”は、現在位置の前進を伴う文字であり、文字合成を実装する場合に、現在位置の前進を伴わない文字として用いてはならない。