2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

風月堂の「風」

お菓子の缶の中に、風月堂の由来が書かれた紙を発見。これを読む限り、松平定信公からいただいた屋号は普通の「風」の字で、それを市川米庵が書いたときに(揮亳したときに)内側が百の「風」になったみたい。気になって検索してみたら、「風月堂社史本文―江…

どこまでのぼるつもりだ

電信柱にて。私「あの電柱の『のぼる』って、教科書で習ったのとは違うよね」 妻「そうよね。危険だから天国までのぼっちゃう、って意味じゃないかしら」なるほど。

動くトイレ

トイレ。 動くトイレ。

契約車(者)

契約「車」でない車でも、契約「者」が同じなら停めていいよ、ということでしょうか。でもそれならば、素直に「契約者」とだけ書けばよさそうなものですが……。などという細かいことはともかくとして、括弧の中の文字サイズが少し小さいのが、組版者としては…

字形字体と書体

「秋」について調べていて、いつのまにか自分が、字形字体に対して画一的な見方を持ってしまっていることに気づいた。「字形字体は、書体(篆書・隷書・楷書など)と関連付けて考えるべきだ」というもの。 たとえば「秋」がそうなんだけど(「『秋』の右左」…

「秋」の右左

7/11 の日記「裏返し千秋?」の「秋」の左右が(偏と旁が)逆になっている件について、ちょっと調べてきました。 画像は「書体字典」(赤井清美編、東京堂出版)からの引用です(クリックで大きい画像)。大雑把に書体で分類されています。篆書(あるいはそ…

裏返し千秋?

※ 7/14 追記。「日本語練習中」の 7/12 のエントリーを読ませていただき、納得しました。ありがとうございます。「秋」の本字とのでした。そう言われてみれば、「略」や「裏」など、配置の入れ替わった異体字って他にも結構あったように思います。後でちゃん…

自動ドアの進行方向

市役所で、妙にたくさん札(?)の貼られた自動ドアを発見。それはまあ、別にどうということもないのだけど。 よく見ると、そのうちの一枚が、進行方向に合わせて、右から左への横書きになっていました。見つけたときは、「へえ、自動ドアにも『進行方向』が…

出店の進行方向

出店にも、進行方向(?)があるみたい。実は最近まで知りませんでした。

組文字の「株式会社」の進行方向

組文字の「株式会社」が、進行方向に合わせて右から左に組まれているのを発見。 Unicode に「株式会社」の組文字が一文字になってるやつ(→U3300.pdf)があるのだけど、こういう「進行方向にあわせた組みかた」は想定していないんだろうなあ、と思う。自分が…

変体仮名の銘菓

朝の鈴鹿の白子の駅前で、変体仮名を発見したときのこと。最初の「大」と最後の「木」はともかく、間の二文字がまったく読めない。別に読めなくても困らないのだけど、妙にうろたえてしまった。ふと見ると、開店前のシャッターに、ちゃんと(?)振り仮名が…