バスの入口、出口


最近気になっているのが路線バスの乗降口の書体です。「出」の上下のバランス感覚といい、「口」の縦画が上に出っ張っているところといい、なんというか、その、印象的です。


どういうわけか、どのバス会社でも同じ書体です。これは阪急バス。


これは市バス。


こちらは阪神バス

みな同じ字です。

バス全体のデザインはどんどんモダンになっているのに、入口、出口の書体が固定されているのは(しかも妙に印象的な書体のまま残されているのは)、どうにも不思議です。もしかしたら特殊な条例か何かで書体を規定しているのでしょうか。それとも「バスの入口、出口を専門に扱う書体メーカー」が業界を牛耳っているのでしょうか。

……などと、いろいろ憶測が飛び交ったり夢が膨らんだりするのですが、それはともかくとして、入口/出口よりも乗車口/降車口のほうが正しいような気がするのですが、どうなんでしょう(誰に聞いてる?)。