実用品なのに個性的な字形たち


消火用設備にて。「専」の脚にある「寸」の点が、妙な方向に曲がっていて、個性的です。デザインを追及する場面ならともかく、こういう実用工業製品で個性的な字形に出会うのは、不思議といえば不思議。

常用漢字の字形は(強制力がないにも拘わらず)もうこれ以上ないほどに普及してしまったかと思っていたのですが、一部の分野では、不思議と個性的な字形が使われていたりします。


日常的なところではマンホールの類があります。非常に個性的な字形が見られます。たとえばこの写真の「仕切弁」なんかは、「切」が土偏になっていて、字形云々以前に、誤字のような気も……。ちゃんと仕切ってくれているのか、不安になります。