本高砂屋の「高」と「屋」


お菓子屋さんのロゴより。本高砂屋に限らず、はしご高を含む固有名詞は多くあります。

おそらく、多くの人は、「あの会社は『はしご高』」、「あの人は『はしご高』」と、はしご高と普通の高を、一生懸命書き分けているのではないかと思います。

でも良く見ると、「屋」の字もなにやら妙(?)なことになっております。

おそらく、この妙な「屋」を、このとおりに書き写す人はいないと思います。普通の「屋」を書くと思います。

「はしご高」に関しては、わざわざ覚えて一生懸命書き分けるのに、「屋」の字は無視しても構わない、というわけです。文字って不思議です。

なんとなく「屋」がかわいそうに思えたり、「はしご高」が贅沢に思えたり、無意味に感情移入してしまいます。

こんな風に感情移入しながら、デパートのお菓子売り場で携帯電話のカメラを構える、明らかに挙動不審な文字裏太郎です。