「安」→「あ」


JAPEC の会長の安西愛子会長、達筆です。「安」が、まるで平仮名の「あ」のようです。「平仮名って、漢字から生まれたのだなあ」と実感する瞬間です。


…という基礎知識を得たところで、安倍川もちです。「あ」が、ほとんど平仮名です。


値札が、……これは完璧に平仮名になっちゃってます。

小さく「家康公が名付け親」と書いてありますが、家康公も「平仮名で書け」とはおっしゃらなかったと思われます。

もちろん「なんか間違えてるよ」とか言って片付けてしまえば簡単です。

  • でも、「横三本の来」を誤字とは言い切れない自分がいて→「横三本の『来』」(karpa さんのコメントもぜひ)、「別に平仮名でも(平仮名に見えても)いいのでは」と思ったり。
  • 平仮名に見えるけど「実は草書の『安』なんだ」と強弁してもよいような気がしたり。
  • 値札のほうは文字コードで書くと平仮名の「あ」になると思うけど、パッケージの筆書のほうを文字コードで書くときには、本当に「安」でいいのかなあ、と迷いが生じたり。

とかなんとかで安倍川もち売場の前でうろうろして、写真を撮ったりしたあげくに、結局買わずに帰ってしまったり。ごめんなさい店員さん、と今頃思ったり。