魚偏に魚
「魚魚(とと)」の続報です。
mandel59 さんからトラックバックいただきました→「魚魚」。情報ありがとうございます!(反応遅くてすみません)
http://www.zdic.net/zd/zi2/ZdicE4ZdicB2Zdic86.htm
魚へんに魚の字、ありました。
ご紹介いただいたリンクの先から引用。
《龍龕》音仙。又音蘇。
読みは「セン」または「ソ」みたい。
中国語に自信のない文字裏太郎は、図書館で日本語の字典を片端から探したところ……、やはりというか何というか、結局「魚偏に魚」が載っていたのは「大漢和辞典」のみ。以下、引用(「魚魚」の部分は一文字)。
セン・ソ 義未詳。《龍龕手鑑》魚魚、音仙、又音蘇。
句読点の違いだけで、mandel59 さんの情報とまったく同じ。さすが mandel59 さん。
ひとつ前の項目を見ると、今度は魚魚が縦に並んだ字を発見。こちらは日本語の記載あり。
(1)ギヨ・ゴ(2)ゴ
(1)魚がつらなりゆく。(2)大きい魚。【解字】會意。二魚を合す。本義は魚のつらなつて行く貌。故に魚を二つ合してその義をあらはす。
驚くほど素直な意味。
関連リンク
(スーパードライで有名な)あのダブルクオートの古い用例
アサヒ・スーパードライのダブルクオートの向きが普通と違うのは、知ってる人は知っている事実。
→しろもじメモランダム「スーパードライのダブルクオート」
で、先日、なんとなく印刷博物館のポスター「キンダーブックの80年」をながめてたら……、ありました!
拡大(写真が悪くてすみません)。右横書きですが、スーパードライです(意味不明)。
この企画展、今調べてみたら 2007 年 9〜10 月の開催でした。1 年以上も前です。どれだけネタを寝かせば気がすむのか文字裏太郎。次の更新はいつになることやら。