「シヤッター」と「シャッター」
新聞広告より、「三和シヤッター工業」。「和」や「工」も気になるけど、今日は「ヤ」。小書きになっていない、大きな「ヤ」。
同じく新聞広告より、「文化シヤッター」。大きな「ヤ」のシヤッター屋さんが多いみたい。
ウェブで検索してみると、シヤッター屋さんのサイト内でも色々と使い分けているみたいで興味深い。→Google 検索「シヤッター シャッター」。
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上向きの「上」
上野の「上」の字の横画が、上を向いてます。昔は、バランスをとるために、やや上向きに作ることが多かったようですが、最近はほとんどみかけません。*1
「止」や「点」なども、上を向いています。一字一画を大切に文字を作ったのだろうなあ、と思いをはせてみたり。
こちらは「上菱のれん街」入口の看板。これはしっかり(?)上を向いています。これだけ上を向いてると安心です。
こういう古い字を見ていると「知らないうちに、最近の字は画一的になってしまってるんだなあ」と実感します。個人的には、ちょっと寂しく思います。*2
そんなわけで、ほぼ絶滅寸前の上向きの「上」やら「止」やらですが、実は、まだまだ多数生存している場所があります。
「止まれ」標識です。
最近設置されたものでも、結構な割合で上向きの「止」が見られます。どうして生き残ってるのかはわかりませんが、ともかく引き続き頑張って欲しいところです。