筆書きの振り仮名


和菓子の包装より。筆書きの振り仮名は珍しい。「苞」の字に「つと」と、振り仮名も筆で書かれている。

上の字に振り仮名がないということは、たぶん素直に「やま」と読んでよいのだと思う。「やま」+「つと」なのか、と安易にウェブで「やまつと」と検索するが、何も当たらない。むむ。辞書をひくと、やまづと三省堂提供「大辞林 第二版」)だった。濁点ひとつで運命がわかれる最先端技術(いや、濁点はふたつだけど)。

なんとなく振り仮名に振り回されたような気分。